展示会は見本市とも呼ばれ、主に一企業などの団体によって、今後販売が予定されている製品や今後実施が予定されるサービスなどの商品を、来場客に向けて公開展示したり、製品を手にとって試したり、サービスを試用するイベントです。その展示会は専門的な分野しか扱わない形式と、ジャンルを問わず扱う形式に分類され、前者は自動車、コンピューター、食品、飲料、産業パッケージ、玩具、家具などが挙げられ、特に自動車においてはモーターショーと呼ばれ、イベントコンパニオンがモーターショーを盛り上げる光景や実験的な車両はマスコミでも取り上げられ、世間一般的に広く認知されています。

ただ近年は人件費削減を理由に、イベントコンパニオンを置かない方針を取っている企業も少々存在します。コンピューターでも、出品されたパソコンや移動型通信機器、次世代ゲーム機などがマスコミで取り上げられるなど、モーターショーと並んで一般への認知度が高いと言われています。また国内のみならず、他国で企画・開発・製造などが行われた商品を展示することもあり、一部からは国際交流の場とも言えます。出品される展示品はまさに見本そのもので、開催されてから実際に商品化されたりすることがありますが、あまりに奇抜なアイデアであったり、開発・製造が出遅れ、製造途中で不具合が発生してしまったがために商品化に至らなかった展示品も少なくありません。展示会が行われる会場は、駐車場など交通アクセスの良さ・収容力など会場の規模・インフォメーションセンター(総合案内)などサービスの充実が、運営を左右する決め手となっています。来場形態に関しては、一般客の入場を認めている形態と、出展企業または主催者側からの招待を受け取らなければ来場できない形態があり、特に後者は出品企業の広報スタッフなどの関係者・報道メディア記者向けに開催している印象が強いと思われます。

入場料に関しては有料ですが、中小規模であれば無料の形態を取っていることもあります。展示会を開催するに当たっては会場を貸し切るために必要な会場レンタル料、イベントコンパニオンを雇うための人件費、光熱費などの運営コストが多くかさみますが、製造・卸売・販売業が行っている展示会では、イベントコンパニオンを置かず、販売店舗が会場を兼ねていることもあり、この場合は運営コストがかからないことが多いです。以上のことから、展示品は今まで見たことが無い商品に触れることができるイベントでありながら、運営面に関しては実に奥が深いイベントと言えましょう。

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